顎関節症のおはなし
突然ですが、顎関節症ってどこでみてもらえばいいのでしょう?当院の患者さんはまず歯医者さんに行かれた、という方が多いです。ただ症状名のとおり、顎“関節”症なので本来は整形外科の領域です。
治療法としては、歯の噛みあわせを矯正するマウスピースが一般的ですが、これが意外と曲者なんです。寝ている間もしてください、と言われるのですが、装着感が不愉快なために寝不足になり、体調を崩すという本末転倒な結果を割とよく耳にします。
顎関節症になりやすいのはこんな人
私がこの10年の中で見てきたクライアントさんで言うと、
・首や肩のこりが強い人
・ストレスフルな生活をしている人
・顎が細い人
・管楽器奏者の女性
・婦人科系の疾患をお持ちの方
・疲れると歯茎が腫れる方
・色白で細面の美人さん
…最後はちょっと関係ない気もしますが、実際こんな方が多いです。
どうやって治せばいいの?
当たり前のような話ですが、顎は頭蓋骨の一部です。まず骨盤という土台の上に背骨があり、その上に頭蓋骨は乗っかっています。つまり、顎周囲の筋緊張をとるのも大事ですが、まずは土台=骨盤とのバランスを調整することが必要です。
顎関節症は正直に言って、治るのにとても時間がかかります。だいたい(年齢÷2)回の施術回数が目安となっています。
・3か月以上症状に悩まされている方
・3か所以上の医療機関で症状が改善しなかった方
まずは一度ご相談ください。
℡.03-6750-2318
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