股関節の痛み

お医者さんがよくいう「年齢が原因」で起こる関節症の一つが、変形性股関節症（へんけいせいこかんせつしょう）です。

初期症状は運動後や長距離を歩いたあとの痛みですが、次第に歩く時に痛くてびっこを引くようになります。

症状の末期になると、とくに歩き始めの痛みが強くなり、やがて安静にしていても痛むようになります。

病院に行くと「変形性股関節症は手術をしない限り治りません」といわれることが多いようです。

しかし、治療実績や経験者のお話を総合すると、変形性股関節症が完全に治ったという人は残念ながら少ないようです。

また、手術をしてしばらくは症状がなくなっても、２～３年するとまた痛みが出始める方も多いようです。

股関節が痛くなるその他の原因としては、関節リウマチや股関節捻挫、大腿骨頚部骨折などがあげられます。

股関節は座っていても立っていても体重がかかる場所なので、いずれも治るのに時間がかかる傾向にあります。

当院では股関節まわりの不調を改善するのに、仙腸関節（せんちょうかんせつ）に注目しています。

仙腸関節は右の写真の赤丸の部分です。

この左右あわせて30c㎡ほどの部分に、上半身の全体重がかかります。

身体のバランスが悪いと、この関節に「引っ掛かり」が生じて、股関節の動きが悪くなります。

その結果、股関節の痛みや腰痛が出やすくなるのです。

仙腸関節は副交感神経が支配する場所でもあり、身体の回復機能と深く関わっています。

そのため、仙腸関節のバランスを整えれば、身体が本来持っている自己治癒力を最大に発揮することが可能です。

手術は最後の手段に取っておき、まずは自分で治せる身体を手に入れることをおすすめします。

そんな方は「整体 in せんがわ」までご相談ください。