当院の整体について

私はこの10年間でのべ３万人以上の方のお身体をみさせて頂きました。
その経験を院長のこだわりとして当院の整体療法に凝縮してあります。

東洋医学では血液の流れが滞ることを瘀血といい、それによって不定愁訴（検査結果に表れない症状）や疾病がおきるとされています。

西洋医学的にも、血液が栄養や酸素を身体の各部に運んでいるのは常識です。たとえばがん細胞は嫌気性（酸素を嫌う）細胞といわれています。栄養状態が悪くなったところが癌化するというわけですね。

ちょっと話はそれましたが、症状が出ているところには必ず血行不良（コリや冷えなど）がみられます。それを取り除いて血液の循環を良くすれば症状は必ず改善に向かいます。

同様に血液の循環が悪い箇所は代謝効率が下がり、脂肪がつきやすくなります。最初にも述べたとおり骨盤はなんの関係もありません。

整体というと「ボキボキ鳴らす」イメージがあるかもしれませんが，当院では強い力を伴う“矯正”は一切行いません。
なぜかというと「必要ない」からです。

実は骨格や関節のバランスの乱れは、そのほとんどが筋肉の緊張によってもたらされます。

なので筋肉の緊張を取れば，不具合の7～8割は元に戻ります。
あとは残った2～3割を軽い力で調整してあげるだけ。

この方が身体にかかる負担が少なく，さらに効果も長持ち。
なので当院では矯正ではなく，調整という言葉を使っています。

当院にこられる方には、
「マッサージを受けた後のもみかえしが怖くて」
と当院を選んでくださった方がたくさんいます。

私に言わせれば“もみかえし＝ケガ”です。
治療に行ったつもりがケガをさせられていたら世話ないですよね。

痛いほうが効くなんてウソです。
あなたの大事なお体を，不用意な施術で傷めつけないでくださいね。

最初のごあいさつでも触れたのですが、身体を変えるには、脳を変える必要があります。脳が身体に「ゆるみなさいよ」と信号を出して初めて身体はゆるんでくるのです。

マッサージは一時的に血流が良くなり軽く感じるのですが、筋肉が根本的に緩んでいるわけではない（外力によるため）ので時間が経てばまら元通りと言うわけです。

さらには以前の刺激では物足りなくなり、

「もっと強く揉んで」→「また硬くなる」

を繰り返し、だんだん“治りにくい身体”になってしまいます。

誤解してほしくないのですがだから「マッサージが悪い」というのではありません。実際に疲労の回復には有効です。
ただ“治す”という観点からは不要だと言うだけの話です。