膝の痛み

私は15年ほど前に整骨院で働いていた経験があります。

その時に来てくれていたお年よりの患者さんに、ハッとさせられたことがあります。

「病院にいったら、先生が右ひざの痛みは年のせいっていうんですよ」
「だからお医者さんにいったんです」
「痛くない左ひざも同じ年ですよって」

なかなか含蓄のあるお話ですが「加齢が原因」といわれることが多いひざの痛みには、じつにさまざまな原因があります。

軟骨や半月板、靭帯、腱の損傷がひざの痛みを引き起こすことがあります。

また、レントゲンなどの検査では分かりませんが、「筋肉のコリ」が痛みの原因となっているケースも多いのです。

当たり前のことですが、ひざの関節は（ほぼ）曲げる、伸ばす動作しかできません。

だからこそ、その上下の関節、すなわち股関節と足関節(足首)のバランスが重要になってきます。

ひざの痛みがなんで治りにくいのか？ それはひざしか見ていないからです。

当院ではひざの不調を改善するのに、股関節や足関節の動きに注目しています。

股関節はからだの中でもとくに可動域の広い関節ですが、動きが悪くなると、結果的にひざへの負担を増します。

また、足関節が硬いと、地面からの衝撃が吸収できず、ひざに負担がかかるのです。

痛みを追うのは大事なことですが、症状の原因を取り除くのはもっと重要です。

そのひざの痛み、治らないとあきらめる前に一度ご相談くださいね。

そんな方はぜひ「整体 in せんがわ」までご相談ください。